アンナおばさんのイタリア料理🇮🇹
コンサートの翌日は素晴らしいお天気☀️
旅のメインイベントが終わった解放感に溢れた朝。
朝ご飯も美味しく、こんなに美味しいサラミが食べたい時に食べられるイタリアが羨ましい🇮🇹日本だとなかなか手が出ないもの😔
ご飯の後に始まったのはウルビーノから訪れたワイナリーで購入したワインやオリーブ油の精算🍷お世話して下さる方は大変です💦
カントリーハウスのお庭にて🌿
お隣のお城?
その後街に出て少しフリータイム🚶♀️
日本の花粉のように悩ましい綿毛が沢山フワフワと風に漂って飛んでいる通り。
ブラマンテ劇場横から
劇場向かいの何でもない商店街の柱に飾られた写真がセンス抜群で、この街並み、どことなく微かにアメリカの西部開拓時代の建物の雰囲気を感じたのは私だけでしょうか?
それはともかく、とにかく映画の中の世界のようにのどかです。
カフェでエスプレッソタイム💕
劇場前の広場のベンチで座っているのはいつもお爺ちゃん達。どこの国も家に居場所がないのは男性なのかなぁ😅
広場でまたもやジェラート🍦
赤い虫から作った粉?のかかった物をチョイス😅
可愛いケーキやメレンゲのお菓子も😍
さて、ここでバンに乗って近くの水車小屋へ🚙
細い小径を降りて行くと突然可愛らしい小屋が現れました。
自然に囲まれた素晴らしい景色。
その昔小麦をひいていた水車小屋の中でご主人フランコさんのお話を聞く。
鼻を撫でられて大満足な犬。
のんびり過ごしていたら、御飯時😋
お料理教室をされているアンナおばさんが特別に私たちの為に用意して下さったご馳走がとんでもなく美味しくて😆
テーブルセンスも抜群✨
何もかもが絶品💕
このパスタは最高😆😆😆
もちろんワインも飲んで、沢山お喋りもして…。
食後には、マルチェッロさんが用意して下さったプレートに各自が好きな絵を描くこの旅最後のイベント。
そして🎶
美味しいお料理を作って下さったアンナおばさん達に感謝の気持ちを込めて歌をプレゼントしました。
豊かな自然の中で過ごした穏やかな時間は旅の中でも特に印象に残る想い出になりました。
水車小屋を後にして、最後の最後まで楽しみ尽くすのが合唱団遊流!
ウルバーニアの骸骨寺へ☠️
あまり進んで撮影するような所ではなかったので…
さてさて、合唱団との演奏旅行もいよいよ終わりに近付きました。
カントリーハウスでの夕食会🍽
もうお腹の方はほとんど空きスペースがなかったのですが、みんな元気で10日ほどの旅程を楽しく終えることが出来たこと、この旅を大変な時間をかけて準備して下さった皆さんへの感謝の気持ちで振り返りながら、最後の夜を締めくくりました🌃
翌朝はなんと6時出発です😱😱😱
ブラマンテ劇場デビュー✨✨
いよいよ今回の旅のクライマックス、ブラマンテ劇場コンサートの日がやって来ました!
さて5/30は朝から劇場のある街ウルバーニアの宿泊先に移動しました🚙
2台のレンタカーで何回かに分かれて、ウルビーノからウルバーニアへピストン運転して下さった運転手さんがなんとウルビーノの彫金師さん!
これから2泊するカントリーハウスはみどりに囲まれた、プールもある広々としたステキな環境のウキウキするようなお家でした。
私たちのお部屋は反対側の別棟。
チェックイン後すぐに街へ繰り出し市場散策タイム。
大きな苺が美味しそうだったので買ってみました🍓が、予想に反して酸っぱくて残念😅
そして、今宵の演奏会場ブラマンテ劇場へ✨
ちゃんとコンサートのポスターも貼られていました🎶
ヨーロッパの典型的な馬蹄形劇場😱
驚くことにステージの床は客席に向かって目で見ても、立ってもわかる程かなりの傾斜がかかっていて、ピアノは確実に右に向かって傾いているので腕の重さも右手にかかってきます。そして客席からステージまでの高さは3m近くありそうです😱これは落ちたら一大事💦
劇場前の広場で記念撮影。
一応会場チェックも終わり………
恒例のランチタイム🎉
ここに来るまでワインを一体何杯飲んだことか?イタリアに来ると食事時には迷わずワインの気分になるのは不思議です🍾✨
お料理はラザニアから開始😋
食べ終える前にもうおかわりを持って来てくれる太っ腹なイタリア🇮🇹
そしてお腹も膨れ始めた頃にギター片手に現れたのは!
今朝の運転手さん兼彫金師さん。なんとアルゼンチン出身でプロ顔負けの情熱的な音楽を次から次へと熱唱して下さって大盛り上がり😆
気が付けばお隣の部屋からもノリノリのおじ様が乱入して飲めや歌えやのドンチャン騒ぎ💕
この宴は一体いつまで続くのか?
今夜のコンサートのゲネは出来るのか?
少〜し不安だけれど、やっぱり楽しい!
レストランからの帰り際、先ほどのノリノリのおじ様に捕まり、写真のお誘いを受けました😅
人生めちゃくちゃ楽しそう🤣
一度カントリーハウスに帰ってから、
これまたのんびりと劇場へ引き返す🚗
全ての時間がアバウトな流れに漂っているイタリアンな感じ😆いつリハーサルが始まるのかなんて考えるだけ無駄!多分そのうち始まる気がする。そして、兎にも角にもリハーサル開始🎶
タイミングを見つけて、客席やロビーも見学して…
あっという間に21時の開演です。
お客様の入りもまずまず。
コンサートが始まれば、そこがヨーロッパでも馬蹄形劇場でも変わりはないもので、次から次へと現れる歌い手さんや合唱団の方々とステージでのひと時を楽しみました。
イタリアのアカペラ合唱団との合同曲もあって、最後は第二のイタリア国歌とも言われる《ナブッコ》の行け、我が想いよ、黄金の翼に乗ってを全員で歌い幕を閉じました。
無事終演してホッと一息つく間も無く、打ち上げパーティーの始まり始まり🎉
用意して下さった本格的なお料理の数々はどれも美味しそう!でももう23時😅
歌って、歌って、歌って、
部屋中音楽でいっぱい🎶
生きてることそのものが歌のような80代のおじいちゃんもいらっしゃいました👴
どちらの国の方々もコンサートより打ち上げの歌の方がさらに活き活きして素敵だったかもしれません。
お開きの頃には日付も変わっていて、なんだかあっという間に終わってしまった一日でした🌙
ついにコンサート1日目🌃
5/29 一つ目のコンサートの日。
朝ご飯の前に新聞記事をチェック‼️
左下に結構大きなスペースを割いてもらっています😆
そして…
夜の本番に向けて体調を整えるために組まれたスケジュールなのか😅、朝から1時間バスに揺られて連れて来られたのはワイナリー🍇🍷
どこまでも続きそうなぶどう畑で、お酒の神様バッコがお出迎え🍾
ワイナリーGUERRIERIは世界25ヶ国と取引があり、44ヘクタールの畑を全て目で見て確認、手作業で葡萄を摘むそうです。
オリーブオイル用の機械やパスタ用の小麦タンクもあり、
瓶詰め作業や
ワインの樽などあちらこちら見せていただきました。
今年は100年に一度と言われる5月の連日の降雨など、近年のおかしなお天気に素早く対処するご苦労もお話されていました。
マルケ州特有のなだらかな丘が続く景色。見えているところの大部分がオーナーさんの土地。
パスタやオリーブオイルなども販売していて、どれも美味しそうだし、とにかくオシャレ😍
そしてお待ちかねの試飲会は葡萄畑に囲まれた外で。
こんなシチュエーションの中で飲むワイン🍷美味しくない訳がありません😆
ロゼ🍾
オリーブオイルも
白1本目や
2本目オリーブオイル
スタッフがお話しされた長寿の秘訣
①禁煙
②一日二杯のワイン
③野菜とフルーツ5種類を食べる
④30分の運動
これを毎日続けると14年長生きすると言われ、更に日本人とイタリア人の食生活は似ているそうですよ。
途中、農業学習に訪れていた小学生達が「僕たちの国に来てくれてありがとう🎶」と挨拶に来てくれたので、私たちは合唱をプレゼントしました。
葡萄畑の赤いバラ🌹
おしゃれだなぁと思っていたら、バラと葡萄に付く虫が同じなので、先頭に薔薇を植えて虫をそこで食い止めるんだそうです😱
可愛いものだらけ💓
まだまだ試飲会は続き、
これ最高に美味しかった白😍
もうこの辺りで超良い気分😚
え?まだ赤🍷がある?
赤一本目と絶品サラミ😋
赤二本目
今夜演奏会?まさかね………
注文するワインの番号もわからなくなりそうな夢見心地になりかけた頃にお土産用ワインの注文が始まって、まるでセリのようです😅
正直、もう一生ココに座っていたい😅
ワイナリーの方々にも是非合唱を歌って欲しいとリクエストを受けて、またまた感謝の気持ちを歌に込めて合唱。
そして記念撮影。
名残惜しいワイナリーとのお別れ😢
そして、
お腹もいっぱい‼️で大満足なのに、海辺の町ペーザロに移動して魚介のランチ🐟
ロッシーニが生まれた街です。
観光はなくても食事スケジュールは確実にこなさなければならず、もはやノルマのように食べて飲むを繰り返している気分。
もう苦しい😓😓😓
ようやくウルビーノに戻って夜のコンサートまで久しぶりに練習させてもらってからリハーサル。
夜21時に開演したコンサートは、前半に日本歌曲、後半にオペラのアリア、最後に合唱団遊の合唱というプログラムで、私は日本歌曲と合唱の伴奏を担当。酔いつぶれることもなく、なんとか1回目終了です🎵雨さえ降らなければ野外でグランドピアノだったようで残念でした…。
コンサート後は広場のBarでカプチーノを飲んでクールダウン☕️長い長い一日も終了です。
世界で5番目に小さな国🇸🇲
ラヴェンナを出て1時間半。
厚い雲がかかっていて時折強い雨が吹き付ける中を、どんどん山の上を目指して走り続けると綺麗な青空が顔を覗かせ始めた頃に到着したのが有名なサンマリノ共和国🇸🇲
世界最古の共和国の一つ、世界で5番目に小さな国。人口3万人。
インフラの多くをイタリアに頼りながら国家としての独立を目指す共和国です。
到着した時には既に16:30を過ぎていたので、私たちが共和国に放たれたのはわずか1時間💦
猛スピード観光開始🏃♀️💨
特産品がないので、どこかから持って来た物しか売っていないと聞いていたのでお土産も買わず。サンマリノ共和国の主な収入源はパスポートに押す5€のスタンプと切手のみだそうです。
山を登ってきた方向は濃霧で真っ白😅
もう一方はお日様が眩しい!
とにかくお土産屋さん。
これが何か調べる間もなく…
ひたすら上を目指して歩き、一番高いであろう塔の前に広がる絶景の前でサンマリノ訪問証拠写真を撮って、
猛ダッシュで下山開始💨
もっとゆっくり滞在すると違った感想があるのだと思いますが、お土産屋さんは確かにいろんな国のあらゆる物があって、目立つのは刀などの武器を置いている店があること、喫煙率が高いこと…。
悔やまれるのは5€のパスポートスタンプ購入をケチったことでしょうか(笑)
もう一度訪れる機会が来るかな?
見せてもらった切手
パスポートスタンプ
サンマリノ限定ユーロ硬貨
郵便ポスト
山の下から見上げたサンマリノのお城🏰
さて今日も一日頑張りましたが、やはり食事スケジュールはこなさなければ💦
ウルビーノに帰ってうさぎ料理に舌鼓を打ちました🐇
下のお皿のジャガイモに囲まれているのがウサギ🐰
鶏肉に似てあっさりとクセのないお味でした。
楽しい時間はエスプレッソで締めて、
向かったのはベットではなくてジャズライブ😅世界的なアコーディオン奏者がやって来るのに5€と破格のチケット代🎫これは聞いておかねば!
21時開演と聞いて、21:40頃に行くのがイタリアスタイル🇮🇹郷にいれば郷に従え‼️
いい雰囲気の会場でバンドを前になにやら怪しげな髭のおっちゃんが延々と一人トーク開始。その後おもむろに始まったのは完全なる現代音楽の世界…シャッ、シャッ……ボン、ボッ…キ〜〜ッ、チ〜ンみたいな感じ?先ほどの髭のおっちゃんは演奏開始と同時に客席の後ろに消え、時々前に現れては頭の上に手の平を載せたり、両手で丸いメガネの形を作ったりして、暗号のようにメンバーに合図を出している。終わるかと思いきやまた始まったりとにかく延々とこの状態が続くのかと思われたその時、突如鮮やかな所謂ジャズ音楽に変身を遂げた🥚どうやらおっちゃんのお弟子さん達らしいメンバーの演奏は結構イケてる!
でも相変わらず髭のおっちゃんは怪しげな合図を出したり、指揮者用に用意されたとおぼしき椅子に座って頭を抱えたり、結局1時間延々と続いたこの曲の最後まで一音も出さずに終わった怪しげな髭のおっちゃんが世界的なアコーディオン奏者だったというオチ😥
だから5€???なウルビーノの夜でした🌃
溜息の出るような鮮やかな輝き✨
5/28 火曜日☔️
雨の予報が気になる毎日。この日も傘を持ってバスに乗り込みました。
途中サービスエリアに立ち寄ったり、
赤いケシの花が至る所で見られました。
この花が咲いているのは無農薬の証拠なんだそうです!
2時間半後に到着したのは北イタリアの東、アドリア海に面した街ラヴェンナ。今回3ヶ所目の世界遺産の街ですが、とにかく素晴らしかったです‼️
日本語がペラペラ、学者のようなガイドさんがユーモアたっぷりに話して下さる歴史話を聞きながら観光開始です🚶♀️
2千年前に1万人の海兵隊が住む華やかな街であったラヴェンナは、かつて西ローマ帝国やビザンティン帝国(東ローマ帝国)西側の首都として古代から中世にかけて繁栄した街で、現在ではその鮮やかな輝きを全く失うことのないモザイク画を始めとする「初期キリスト教建築物群」が世界遺産として登録されています。
まず立ち止まったのは聖アポリナーレヌオーヴォ教会⛪️
両側に見事な色ガラスのモザイクで描かれているのは港町の風景や聖人達、東方三博士のエキゾチックな姿など。
中庭には青々と茂るアナカンサス。
アリギエーリ劇場。
建物の角にはいろんなデザインの色ガラスのモザイクがあって、お土産に欲しくなるぐらいどれも美しく素敵でした😍
"女性の友達である街ラヴェンナ"と書いてあるそう。
二つ目に訪れたのは大司教博物館、レオニアーノ洗礼堂、鐘楼のある一角。
博物館内の座れない司教座は象牙で出来ていて、多分本を入れるための物だったのではないかと仰っていました。
続いてこちらも博物館内にある、6世紀のモザイクに全面が覆われたサンタンドレア礼拝堂へ。入り口頭上には珍しい兵士姿のキリスト。あまりに見事で圧倒されるばかり。
世界一古い(5世紀)レオニアーノ洗礼堂の天井も壁も全てがモザイクで描かれています✨
ヨルダン川で洗礼を受けるキリスト、の水の透明感😱
街の中心にあるポポロ広場(ベネチアのサン・マルコ広場を模しています)を抜けて、
ガイドさんがイチオシのモザイクをお見せしますと連れて行かれたのはこんな小さなバジリカ⛪️ガッラ・プラチディア霊廟✨
既に1.5m沈んだのが幸いして、天井のモザイクを間近に見ることが出来ます。
425年のモザイクは非の打ち所がない完璧な姿で私たちの心を捉えてしまう作品でした。
ローマの遺跡といい、この世はいつの時代にも素晴らしい力を発揮して並々ならぬ努力をしてきた人々によってそれぞれの完成形が存在してきた事を感じました。
最後に足を踏み入れたサン・ヴィターレ教会は、今まで出会ったことのない柔らかな薔薇色の光に包まれた2階建ての造り。
沢山写真を見ていただきたいと思います。
ガイドさんとお別れした後はポポロ広場でお昼ご飯。この街でしか食べられないPiadineを食べたいと思っていたのに、Paniniとの違いが分からなくてボリュームたっぷりなPaniniが現れてしまいました😢
でも私たちの間違いに気づいた優しいウェイターさんが、Piadineの皮をサービスしてくれて、
おまけにバルサミコ酢の瓶を高い鼻に乗せてみせてくれました😆おでこなら私も乗せられそうなんですけどね😅
彼がもう一つ教えてくれた美味しいパンの食べ方🥖
オリーブオイル+塩+胡椒+バルサミコ酢
是非お試しを‼️
食後にジェラートを食べなければならない訳ではないのですが、この街で一番美味しいお店🍨と聞いたらやっぱり食べてしまいました😋
さてさて、ここからまた大移動です🚌💨
新聞取材を受ける
さて、お腹が満たされた後はトレニーノに乗って坂の街ウルビーノを一周です🚃
細い道も通り抜けて
あっという間に終点😅
大きな凧の大会で有名な街らしいアート。
歴史がぎゅっと詰まった街並みを見渡せるレジステンツァ公園のアルボルノツ要塞で記念撮影しました。
帰りは徒歩で下ります🚶♀️
雪深い街のレンガの滑り止めのついた道をてくてく。
最後に入ったのは2つあるオラトリオ(祈祷堂)。
賛美歌などを歌ってお祈りする所で、サン・ジョヴァンニ祈祷堂の壁には聖ヨハネの生涯を描いた見事なフレスコ画が。
もう一方のサン・ジュゼッペ祈祷堂のイエス・キリストの誕生シーンを再現した人形「プレゼピオ」
観光の後に向かったのはムッソリーニ時代に建てられた小学校🏫
入り口から男女に分かれています😱
ここで急遽新聞取材を受けました✨
ウルビーノに毎年オペラの勉強に来ているアメリカはシカゴの学生さん達と私たち日本からの合唱団一行がお会いして、海外からの音楽交流で街が盛り上がっていますよ〜〜🎶という記事になるらしい!
特に歌う予定もなかったのに、自然と歌い始めたのはサリマライズ🎵
勝手にイタリアの小学校を撮影💦
束の間の自由時間。広場でジェラートを食べた後は、
翌々日に迫った本番に向けて、音楽堂で2時間の練習に励みました。イタリアに着いてから、観光→食べる→寝るの3択生活でしたから一抹の不安は抱いておりましたが不安的中🎯
久しぶりに触るピアノで、予想以上に他人の手のよう😢
まあどうにかするしかない!けど、次にピアノに触れるのは本番前のリハーサル(笑)
余談ですがこの音楽堂にはピアノが3台入っていて、隠れていた一番良いのと二番目を見つけてしまいました(笑)こっちが良かったなぁ…😅
一番目 きちんと調律されたプレイエル✨
二番目 こちらはお爺さんベーゼン🎹
それはさておき、食事スケジュールは確実にこなしていかなければとばかりにまたもや晩御飯🍝
みんなでワイワイおしゃべりしながら食べて飲んで、そして歌う幸せな時間🍷✨
ついでにお隣のテーブルのオーストラリアからのお客様のハッピーバースデー🎶まで歌って、会話も弾みます。みんなが幸せ気分になって音楽で心を通わせられる瞬間はキラキラ輝いてみえます。
今日も一日幸せでした☺️
ラファエッロの生地ウルビーノ
5/27はマルケ州唯一の世界遺産の街ウルビーノの観光から始まりました。15世紀イタリアルネサンス文化の中心地として繁栄した頃の街並みをそのままに残す自然豊かな静かな街。
冷たい雨が降ったり止んだりを繰り返す中、みんなでてくてく歩き始めます🚶♀️この街の人口は1万5千人で、そのうち600人が山の上の城壁の中に住んでいるそうです。多くの家は学生さんに貸し出され、ほとんどの方が壁の外に暮らすとのこと。
昨日上がって来たエレベーターの降り口前にそびえ立つドゥカーレ宮殿。
ウルビーノの地図。
サンタ・キアラ教会。奥は美術学校のようです。
山の遥か向こうに見えるのはお城ではなく、フェデリコ公爵のお墓😱
宮殿の向かいにある1300年代建造のサン・ドメニコ教会⛪️
宮殿の壁にある無数の穴は、なんと建設時の足場を組んだ跡だそうです。なぜ埋めないんでしょうね??
このオベリスクは2500年前にエジプトで作られたもので、1700年代にここウルビーノに運ばれてきました。
宮殿の中庭の素敵なバラ🌹
今回の旅行では各地で本当に沢山のバラを見かけました。こんなにイタリアの方がバラ好きだったなんてちょっと驚きでした。
フェデリコ公爵が自分の寝室まで馬で乗り付ける為に幅を広く取っている階段(笑)
フェデリコ公爵
先ほどのサン・ドメニコ教会の正面頭上にあるレリーフの本物で、1400年代に初めて白い釉薬をかけた陶器も飾られていました。
宮殿内のあらゆる所にフェデリコ公爵のシンボル鷲の紋章があり、まるでフェデリコ印のよう😅
大理石に彫刻した柱や、
馬で乗り付けた公爵の寝室も。
あるお部屋の天井。左上には公爵の鷲のシンボル。右の方に見える細く尖った三本の印は政治、信仰、権力の継承を表します。
この方がフェデリコ公爵ですが、戦で片目を失った上、視界を広げるために鼻を削ったので常に片側からの横顔の肖像しか描かせなかったそうです。
フェデリコ公の書斎は四方が見事な寄木細工のだまし絵に囲まれていて、頭上も見事な肖像で埋め尽くされていました。
宮殿内の一番広い500平米のお部屋は、劇やパーティーをするために造られました。
冬の寒さが厳しく、各部屋には大きな暖炉が。
絵画の修復中。
ラファエロの黙った女。
最後は台所へ。
上手く写真に納まっていませんけれど、この貯蔵庫の上方に開いている丸い穴から雪が降り積もるように作られていて、なんと生牡蠣を天然冷蔵庫で保存して楽しんでいたという驚きの話‼️
お手洗いや
お風呂などを見学して外へ。
続いて小さな工房が軒を連ねる通りでお店を見学させていただきました。
彫刻家のアトリエには可愛い息子さん💕
このアルゼンチン人の彫金師さんは、後日あっと驚く技をいくつも披露して下さることになろうとはこの時知る由もなし😆
そして、今回の合唱団演奏旅行のイタリア側の窓口となってあらゆるお世話をして下さったのりこさんの旦那様マルチェッロさんのアトリエを覗いて
広場のレストランでランチタイム🍽
こちらはウルビーノ特有の星形のランプ🌟
午後からの記憶は次回に…